IELTSの学習では、実力そのものは落ちていないのに、自信だけが先に下がる時期があります。スコアが前回より低かった、添削の指摘が想像よりずっと多かった、同じ時期に始めた人が先に目標を達成した。きっかけはさまざまですが、共通しているのは、そこから学習の質と量が乱れやすいことです。
この記事では、自信をなくしかけた時にするべきことを、性格や気持ちの持ち方ではなく「場面」で分けて整理します。よくある5つの場面ごとに、何を確認し、次に何をするかをまとめました。
01自信をなくしかけた時、最初にすべきことは何か
自信をなくしかけた時に最初にすべきことは、原因を突き止めることでも気持ちを切り替えることでもなく、「何が起きたのか」を1つの具体的な場面に切り分けることです。
自信が下がっている時の自己評価は、実際の学習状況より低く出ます。「自分には向いていない」「今のやり方が全部間違っている」といった評価は、範囲が広すぎて手がつけられません。一方で、「先週の模試でリーディングだけが前回より下がった」まで絞り込めれば、確認できることと次にやることが決まります。範囲を絞ることが、そのまま対処の第一歩になります。
もう一つ、この段階で決めておきたいのが、大きな判断をその日のうちにしないことです。受験の延期、教材の総入れ替え、学習環境の変更といった決定は、自信が落ちている時ほど極端な方向に振れます。判断は最低でも数日おいてからにして、その間は予定していた学習をそのまま続けるほうが安全です。
次の表は、この記事で扱う5つの場面と、それぞれで起こりがちな反応、そして代わりにすることをまとめたものです。
| 場面 | 起こりがちな反応 | 代わりにすること |
| 模試や本番でスコアが下がった |
学習法をすべて変える |
バンドではなく技能別・問題形式別の正答数で比べる |
| 添削の指摘が多すぎた |
書くこと自体をやめる |
指摘を種類ごとに数え、繰り返し出るものを3つ選ぶ |
| 本番で時間が足りず崩れた |
実力不足だと結論づける |
どこで遅れ始めたかを問題番号と時刻で特定する |
| 周りが先に目標スコアを取った |
自分の進度が遅いと判断する |
学習開始時期と週あたりの学習時間を並べて条件を確認する |
| 伸びている実感がない |
学習量をさらに増やす |
3ヶ月前の記録と今の記録を並べ、できたことと気づきも書き足す |
共通しているのは、感覚で判断せず、手元にある数字や記録に戻るという点です。以下、場面ごとに詳しく見ていきます。
02場面1:模試や本番でスコアが下がった時
スコアが1回下がったことだけで、実力が落ちたと判断することはできません。1回のスコアには、その日のコンディション、出題された題材との相性、問題の難易度差といった要素が同時に含まれているためです。まず見るべきは、オーバーオールのバンドスコアではなく、技能別のスコアと、その内訳です。
正答数のレベルまで下ろして比べる
リスニングとリーディングは各40問で、正答数の合計がバンドスコアに換算されます。換算の境目付近では、正答数が1問違うだけでバンドが0.5動くことがあります。つまり、バンドで見ると7.0から6.5に下がっていても、正答数では1問差ということが起こります。バンドの数字だけを見て「大きく後退した」と感じるのは、この構造を見ていないためです。
比べるときは、次の順で細かくしていきます。
- 技能別のスコアを並べる(どの技能が下がったのか)
- 下がった技能の正答数を並べる(何問差なのか)
- 問題形式ごとの正答数を並べる(マッチング問題なのか、記述式なのか)
ここまで下ろすと、「リーディング全体が下がった」ではなく「見出しの選択問題だけを前回より3問落とした」という形になります。落ち込みの対象が具体的な問題形式に変わったとき、それはもう自信の問題ではなく、対策の問題になっています。
ライティングとスピーキングの揺れをどう見るか
ライティングとスピーキングは、同じ受験者でも、出題された課題の内容や当日のパフォーマンスの違いによって、結果が0.5程度変動することがあります。1回下がったからといって、書き方や話し方を根本から変える必要はありません。判断するなら、少なくとも複数回の結果や練習の記録を合わせて、下がり続けているのか、一時的な変動なのかを見てからにします。
2回分だけで傾向を読むと、たいてい判断を誤ります。上がった時に「やり方が正しかった」と考え、下がった時に「間違っていた」と考えると、そのたびに学習法が変わり、どれも定着しないまま時間が過ぎます。
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スコアを見て終わりにしない:IELTSの結果が出た後の振り返り方
03場面2:添削の指摘が多すぎて落ち込んだ時
添削の指摘の数は、実力だけではなく、どこまで細かく確認したかによっても変わります。同じエッセイでも、講師が語彙の選択やコロケーションまで踏み込めば指摘は増えますし、構成だけを見れば数行で終わります。指摘が多い添削は、それだけ情報量が多いとも言えます。
とはいえ、赤が入った答案を前にして手が止まるのは自然なことです。ここでするべきなのは、全部を直そうとすることではなく、指摘を種類で分けて数えることです。
指摘を種類ごとに分ける
- 文法の形の問題(冠詞、単数複数、時制、主述の一致など)
- 語の選択の問題(意味は近いが文脈に合わない語、共起しない組み合わせ)
- 文の構造の問題(一文が長すぎる、修飾の位置が不明確)
- 論理と構成の問題(主張と根拠のつながり、段落の役割)
- タスク対応の問題(設問に答えていない、求められた要素が抜けている)
分けて数えると、20箇所の指摘が「冠詞が9箇所、語の選択が6箇所、構成が2箇所、残りは単発」といった形で見えてきます。20の問題があるのではなく、実際には2つか3つの癖が繰り返し出ているだけ、というのがよくある結果です。
次に書く1本では、上位3種類だけを意識すれば十分です。すべてを同時に直そうとすると、書く速度が落ちて時間内に終わらなくなり、かえって評価が下がる方向に働きます。1回の答案で狙う改善点を絞っておくほうが、結果的に早く直ります。
また、単発で1回だけ出た指摘は、優先度を下げてかまいません。それが自分の癖なのかどうかは、次の答案でもう一度出るかどうかで判断できます。
指摘がつかなかった箇所にも目を向ける
添削は直すべき点を探す作業なので、できている部分は書かれないまま終わります。つまり、指摘のない箇所は「見落とされた」のではなく「問題がなかった」ということです。ここを自分で拾わないと、答案に残るのは赤い印だけになります。
前回指摘された種類が今回は出ていないなら、それは直った箇所です。冠詞の指摘が9箇所から3箇所に減っていれば、指摘が3箇所あったという事実より、6箇所分の癖が消えたという事実のほうが情報量があります。添削を受け取ったら、直す点を3つ選ぶのと同時に、前回から減った項目も1つか2つ書き出しておくと、次の1本に向かう気持ちが保ちやすくなります。
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あえて完璧を目指さない選択
04場面3:本番で時間が足りず、途中で崩れた時
本番で時間が足りずに終わった時に確認するのは、英語力ではなく時間配分です。最後まで解ききれなかったという結果は、読む速度や書く速度そのものより、どこで時間を使いすぎたかによって決まっていることが多いためです。
試験直後に記録しておくこと
記憶が残っているうちに、次の4点をメモしておくと、あとから原因を追えます。
- どのパッセージ、どの設問で止まったか
- 残り時間がどれくらいの時点で焦り始めたか
- 飛ばした問題があったか、あったなら何問か
- 見直しの時間が取れたかどうか
アカデミック・モジュールのリーディングは60分で3つのパッセージを解くため、単純に割れば1パッセージあたり20分という計算になります。ただし実際には、後半のパッセージほど本文が難しく時間がかかることが多いため、Passage 1を短めに切り上げてPassage 3に時間を残す配分にすることもあります。20分を固定の目安と考えるのではなく、得意不得意に応じて調整するとよいでしょう。ライティングは60分でタスク1に20分、タスク2に40分という配分が一般的な目安です。
こうした目安に対して、どこでどれだけ超えたのかがわかれば、次にやることは「速く読む練習」ではなく「区切りごとに時間を計る練習」になります。通しの模試ばかりを繰り返しても、時間配分の癖はなかなか直りません。1パッセージだけ時間を計って解く、タスク1を20分だけ計って書く、というように区切って練習すると、時間内に収める感覚がつきやすくなります。
崩れた回の答案は、捨てずに残しておくことをおすすめします。時間が足りなかった時の答案には、自分が焦った時に何を省略するかが出ています。結論を書かずに終わる、根拠を並べただけで終わる、といった省略の癖は、次の回でも同じように出てきます。
05場面4:周りが先に目標スコアを取った時
他の受験者の結果は、自分の進捗を測る指標にはなりません。IELTSの学習は、開始時点の英語力、週あたりの学習時間、目標バンド、英語を使う環境があるかどうかで、必要な期間が大きく変わるためです。同じ「3ヶ月で7.0」でも、その3ヶ月の中身が同じであることはまずありません。
比べるなら条件まで並べる
それでも比べたくなる時は、結果だけでなく条件を並べてみると見え方が変わります。
- 学習を始めた時期と、そこからの経過月数
- 週あたりに確保できている学習時間
- 受験回数(何回目でその結果だったのか)
- 英語圏での生活経験や、仕事で英語を使う頻度
- 目標としているバンドと、その用途
条件まで並べると、比べていたつもりの相手が、実は自分の2倍の学習時間を確保していたり、5回目の受験だったりします。相手の結果は変わりませんが、自分の進度が遅いという評価のほうは根拠を失います。
ソーシャルメディアで目にする合格報告についても、同じことが言えます。目標を達成した回は投稿されますが、達成できなかった回は投稿されにくいため、見えている情報が最初から偏っています。それを自分の基準にすると、実際より高いハードルを想定してしまいます。
比較の対象を置き換えるなら、3ヶ月前の自分の記録が最も役に立ちます。他の受験者の結果と違い、条件がそろっていて、差がそのまま自分の進み具合を表すためです。
06場面5:勉強しているのに伸びている実感がない時
伸びている実感は、実際の伸びより遅れて来ます。とくにリスニングとリーディングは、聞き取れる量や読める速度が少しずつ変わるため、変化が意識に上りにくい技能です。実感がないことは、伸びていないことの証拠にはなりません。
ここで確認できるのは、感覚ではなく記録だけです。記録がない状態では、「伸びていない気がする」という印象を否定する材料がなく、その印象がそのまま自己評価になってしまいます。
記録に残しておくとよい項目
- 日付と、使った教材やテストの回
- 正答数(技能別、できれば問題形式別)
- かかった時間(時間内に終わったかどうか)
- 間違いの種類(内容が取れなかったのか、時間切れだったのか)
- その日の気づき(解いている最中に気づいた自分の癖、うまくいった手順)
- できたこと(前はできなかったが、今回はできた作業)
はじめの4つは数字と事実の記録で、あとから並べて比べられます。見る単位は週ではなく、月または3ヶ月がおすすめです。週単位で見ると、その週のコンディションの差に振り回されて、傾向が見えません。
記録を続けているうちに、「正答数は変わっていないが、かかる時間が10分短くなっている」といった変化が見つかることがあります。バンドスコアにはまだ表れていない伸びが、こうした形で先に出てくることは珍しくありません。
気づきをその場でメモする
正答数などの数字とは別に、演習中に気づいたことを一行でも残しておくと、あとから効いてきます。「選択肢を先に読んだら音声を追いやすかった」「設問の指示語を読み飛ばして間違えた」といったものです。こうした気づきは、その日のうちに書かないとほぼ消えます。同じ気づきが数週間のあいだに何度も出てきたら、それは対策として固めるべき項目だと判断できます。
メモの形式は自由で、教材名の横に一行足すだけでも十分です。項目を増やしすぎると記録自体が続かなくなるので、最初は「気づき1つ」だけと決めておくくらいがちょうどよいでしょう。
できたことも同じ欄に書く
記録は放っておくと間違いの一覧になります。間違いだけを並べた記録を読み返すと、続けているのに悪いところしか見えないという状態になり、自信の下がり方が加速します。
そこで、間違いの種類を書いた横に、その日できたことを1つ書き添えておきます。「Passage 1を15分で終えられた」「タスク2の結論まで時間内に書けた」「前回聞き取れなかった数字の言い方が今回は取れた」といった、小さい単位のもので構いません。バンドスコアの単位では動きが見えなくても、この単位でなら毎回何かしら書けます。
これは気分を上げるための作業ではなく、記録の偏りを直すための作業です。できたことが残っていれば、3ヶ月後に読み返した時に、正答数の推移だけでは見えない変化を確認できます。
IELTS学習アプリ
LR学習記録ツール
リスニングとリーディングの学習を日付ごとに記録し、正答数の推移をあとから確認できます
なお、一定期間スコアが動かない状態そのものは、学習が進むと誰にでも起こります。伸びやすい初期の段階を過ぎたあとは、同じ量の学習でもスコアの変化が小さくなるためです。
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07自信が落ちている時にやらないほうがいいこと
自信が落ちている時の行動には、共通した失敗のパターンがあります。いずれも「取り返そう」という動機から出ているため、本人には前向きな行動に見えるのが厄介なところです。
教材を総入れ替えする
今まで使っていた教材を捨てて新しいものに変えると、行動したという実感は得られます。ただ、新しい教材に慣れるまでの時間が余分にかかり、それまで積み上げた記録との比較もできなくなります。教材を変えるのは、記録を見て「この教材では扱っていない形式で落としている」と判断できた時だけで十分です。
受験を無期限に延期する
自信がないという理由だけで受験を先送りすると、判断の材料が増えないまま時間だけが過ぎます。受験1回分から得られる技能別スコアや、どこで時間が足りなくなったかという情報は、次の学習計画を立てる材料になります。延期を決めるなら、「この形式の演習を10回終えるまで」のように、条件と期限を先に決めておくほうがよいでしょう。
学習時間を一気に増やして取り返そうとする
睡眠を削って学習時間を増やすやり方は、数日は続きますが、そのあとに反動が来ます。落ち込んだ状態で無理に量を増やすと、疲れた頭で解いた結果がまた悪く、それでさらに自信が下がるという流れになりがちです。
4技能すべてを同時に立て直そうとする
4技能すべてに手を入れると、どれも中途半端になり、何が効いたのかもわからなくなります。立て直すのは、記録から最も原因がはっきりしている1技能に絞るほうが確実です。
気持ちが動かない日は、学習をゼロにするよりも、負荷の低い作業に切り替えて続けるほうが立て直しやすくなります。単語の復習、スペリングの確認、前回の添削の読み返しなど、判断力をあまり使わない作業を最低ラインとして決めておくと、学習が途切れずに済みます。
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IELTS学習は「負荷」で決める:疲れている夜と頭が動く朝でやることを変える
08よくある質問
自信をなくしたら受験を延期したほうがいいですか。
自信がないという理由だけで無期限に延期すると、判断の材料が増えないまま時間が過ぎます。受験1回分から得られる技能別スコアや、どこで時間が足りなくなったかという情報は、次の学習計画を立てる材料になります。延期するなら、この形式の演習を10回終えるまで、といった条件と期限を先に決めておくとよいでしょう。
スコアが1回下がりました。実力が落ちたということですか。
1回下がっただけで実力が落ちたと判断することはできません。1回のスコアには、その日のコンディション、題材との相性、問題の難易度差が同時に含まれています。リスニングとリーディングは正答数の換算の境目付近だと1問差でバンドが0.5動くことがあるため、バンドではなく正答数で比べると差の大きさが正しく見えます。
添削で指摘が多かった時、どこから直せばよいですか。
指摘を種類ごとに分けて数え、繰り返し出ている上位3種類から直します。文法の形、語の選択、文の構造、論理と構成、タスク対応といった区分で分けると、20箇所の指摘が実際には2つか3つの癖に集約されることがよくあります。1回だけ出た単発の指摘は優先度を下げてかまいません。
勉強しているのに伸びている実感がありません。学習法が間違っているのでしょうか。
実感がないことは伸びていないことの証拠にはなりません。とくにリスニングとリーディングは変化が意識に上りにくい技能です。正答数やかかった時間を記録しておき、週単位ではなく月または3ヶ月の単位で並べて比べると、実感より先に出ている変化を確認できます。
同じ時期に始めた人が先に目標スコアを取りました。どう考えればよいですか。
他の受験者の結果は自分の進捗を測る指標にはなりません。学習開始時点の英語力、週あたりの学習時間、受験回数、英語を使う環境の有無によって、必要な期間は大きく変わります。比べたくなった時は結果だけでなくこれらの条件も並べてみると、見え方が変わります。
落ち込んで勉強が手につかない日はどうすればよいですか。
学習をゼロにするより、負荷の低い作業に切り替えて続けるほうが立て直しやすくなります。単語の復習、スペリングの確認、前回の添削の読み返しなど、判断力をあまり使わない作業を最低ラインとして決めておくと、学習が途切れずに済みます。睡眠を削って量を増やす方向は、反動が来るため避けたほうがよいでしょう。
自信をなくした時に学習法を変えるべきですか。
自信が落ちている時の判断は極端な方向に振れやすいため、その日のうちに決めないほうがよいでしょう。教材の総入れ替えは、記録を見てこの教材では扱っていない形式で落としていると判断できた時に限れば十分です。2回分の結果だけで傾向を読むと、上がるたびに下がるたびに学習法が変わり、どれも定着しません。
学習記録には何を書けばよいですか。
日付と使った教材やテストの回、正答数、かかった時間、間違いの種類の4つがあれば、あとから並べて比べられます。これに加えて、その日の気づきを一行と、できたことを1つ書き添えておくと、記録が間違いの一覧になるのを防げます。項目を増やしすぎると記録自体が続かなくなるため、気づきは1つだけと決めておくくらいでも十分です。
できたことを記録するのは自己満足になりませんか。
気分を上げるための作業ではなく、記録の偏りを直すための作業です。記録は放っておくと間違いの一覧になり、読み返すたびに悪いところしか見えない状態になります。Passage 1を15分で終えられた、タスク2の結論まで時間内に書けた、といった小さい単位で残しておくと、正答数の推移だけでは見えない変化を3ヶ月後に確認できます。
09まとめ
自信をなくしかけた時にするべきことは、気持ちを立て直すことよりも先に、何が起きたのかを1つの場面まで絞り込み、感覚ではなく記録に戻ることです。範囲が「自分には向いていない」まで広がっている間は手がつけられませんが、「この問題形式で3問落とした」まで絞れば、それは対策の問題に変わります。
- 大きな判断はその日のうちにせず、数日おいてから決める
- スコアが下がった時は、バンドではなく正答数と問題形式まで下ろして比べる
- 添削の指摘は種類ごとに数え、繰り返し出る上位3種類だけを次の1本で意識する
- 指摘のない箇所は問題がなかった箇所なので、前回から減った項目も書き出しておく
- 時間が足りなかった時は、どこで遅れ始めたかを問題番号と残り時間で特定する
- 他の受験者と比べるときは、結果ではなく学習時間や受験回数などの条件を並べる
- 伸びの確認は感覚ではなく記録で行い、月または3ヶ月の単位で見る
- 気づいたことはその日のうちに一行残し、できたことも同じ欄に1つ書き添える
- 教材の総入れ替え、無期限の延期、睡眠を削った増量は避ける
- 気持ちが動かない日は、負荷の低い作業を最低ラインとして学習を途切れさせない
自信は、感覚で取り戻すものではなく、積み重ねた記録によって少しずつ確認できるものです。今日の手応えがどうであれ、比べる相手を3ヶ月前の自分の記録に置いておくことが、いちばん確かな支えになります。