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IELTS総合対策

試験当日の流れと持ち物ガイド

持ち物の確認から4技能の試験の流れまで、当日焦らないためのポイントを解説。

IELTSは、当日の身分証明書の準備や会場までの移動手段、試験の流れを事前に把握しているかどうかで、落ち着いて実力を発揮できるかどうかが大きく変わる試験です。とりわけ本人確認書類(パスポート)を忘れてしまうと、その場で受験自体ができなくなります。この記事では、試験当日の流れと、当日焦らないための持ち物・注意点を整理します。

01必ず持参すべきもの

最重要ポイント

もっとも重要なのが本人確認書類です。IELTSでは、申込時に登録したものと同一の本人確認書類(多くの場合パスポート)を試験当日に持参する必要があります。この書類がないと、原則として受験自体ができません。申込内容と氏名・生年月日などの情報が完全に一致しているかも、事前に確認しておくべきポイントです。

このほか、試験当日には受験番号の確認が必要です。受験確認書(Confirmation Notice)の提示・携帯は義務ではなく、スマートフォンやタブレットで受験登録内容を確認できれば印刷して持参する必要はありません。ただし受験番号だけは、印刷するか控えておくと当日スムーズです。筆記用具は会場で用意されることが多いですが、念のため公式の案内で持参が必要とされていないか確認しておくと安心です。腕時計・電子機器の試験室への持ち込みは一律禁止です。時計は試験室内の壁掛け時計(オンライン受験の場合は画面上の時計)で確認できるため、心配はいりません。

水分補給について

会場によっては、透明でラベルのないボトルに入った水であれば試験室への持ち込みが認められています。水以外の飲み物や水筒は持ち込めないのが一般的です。持参は必須ではありませんが、休憩なしで長時間続く試験のため、用意しておく受験者も多くいます。なお、スピーキング試験の面接室には基本的に本人確認書類以外の持ち物は持ち込めないため、水も持ち込めません。

02会場に到着してから試験開始まで

注意点

会場には、指定された集合時間より余裕を持って到着することが推奨されています。遅刻すると、リスニングセクションの開始に間に合わず受験できなくなるリスクがあるため、当日の交通状況も見越して早めに向かうことが大切です。道路の渋滞や電車の遅延は当日のトラブルとして実際によく起こるため、想定より早めに家を出ておくと安心です。

会場に着くと、本人確認書類の確認、写真撮影、持ち物のチェックなどの受付手続きが行われます。スマートフォンや腕時計などの電子機器は、試験室に持ち込めず、指定された場所に預けることが一般的です。私物の持ち込みルールは会場によって細かな違いがあるため、事前に受験する会場の案内を確認しておくとスムーズです。

03試験の流れ

コンピューター版の場合、リスニング、リーディング、ライティングの順に、休憩なしで連続して実施されるのが基本的な流れです。リスニングは音声を聞きながら画面上で直接解答し、解答後の確認時間が別途設けられます。リーディングとライティングもそれぞれの制限時間内で解答し、セクションが終われば自動的に次のセクションに進みます。

リスニング
リーディング
ライティング
注意点

スピーキングは、他の3技能と同じ日に実施される場合と、試験日の最大7日前、または数日後に別日程で実施される場合があります。試験官との対面(またはオンラインでの対面)形式で、3つのパートに分かれて11〜14分程度で行われます。スピーキングの日程がリスニング・リーディング・ライティングと異なる場合は、受験確認書(メールやマイページ)に記載された日時を事前によく確認しておく必要があります。

04当日焦らないための事前準備

模擬試験や過去問演習で、実際の試験と同じ制限時間の感覚に慣れておくことは、当日落ち着いて臨むための土台になります。加えて、会場までの経路や所要時間を事前に確認しておく、前日に持ち物を一通りチェックしておく、といった実務的な準備も、当日のパフォーマンスに直結します。

試験内容やスコアの評価基準は変わらなくても、会場ごとの受付方法や持ち物のルールが変更されることもあるため、受験の直前には必ず公式サイトや受験確認書に記載された最新の案内を確認するようにしましょう。

カフェインとトイレ問題

リスニング・リーディング・ライティングは休憩なしで約2時間45分続けて行われます。当日の朝にコーヒーなどでカフェインを摂りすぎると、試験の途中でトイレに行きたくなってしまうことがあるため、摂取量には気をつけておきましょう。

05当日のチェックポイント

  • 本人確認書類(パスポート等)は申込内容と完全に一致しているか事前に確認する
  • 受験番号は印刷するか控えておく。受験確認書の提示義務はない
  • 集合時間より余裕を持って会場に到着する。遅刻はリスニング開始に間に合わないリスクがある
  • スピーキングが別日程になっていないか、受験確認書の日時を必ず確認する
  • 会場ごとの持ち物・電子機器のルールは事前に公式案内で確認する

06まとめ

IELTS当日の流れは、本人確認書類の持参、余裕を持った会場到着、そして休憩なしで連続する4技能の試験構成を把握しておくことで、落ち着いて臨めるようになります。試験直前には、受験確認書に記載された最新の集合時間・会場情報・持ち物ルールを必ず確認しておきましょう。

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Hibiki Takahashi

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象にIELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住14年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

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