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public good|IELTS表現・イディオム解説

public good

「public good」は、社会全体の利益や福祉を表現する重要な経済・政治概念です。IELTSのライティングやスピーキングで、政府政策、社会保障、環境問題、教育制度、インフラ整備などのトピックについて議論する際に極めて有効な表現です。

YouTubeショート動画にて、IELTSに役立つ表現やイディオムを発信していますので、合わせてぜひご覧ください。

意味と語源

  • 表現:public good
  • 意味:社会全体の利益・福祉、または誰もが利用できる公共財・サービス

この表現は経済学では二つの意味で使用されます。一つは「公共財」として、道路、国防、公園など、誰でも利用でき、一人が使用しても他の人の利用を妨げない財やサービスを指します。もう一つは「公共の利益」として、社会全体の福祉や共通善を表現します。政治学や哲学においても、個人の利益を超えた社会全体の幸福を追求する概念として重要な位置を占めています。

使用例

  • Universal healthcare should be considered a public good, as it benefits society as a whole by reducing disease transmission and ensuring a healthy workforce.
  • 国民皆保険は、疾病の感染拡大を減らし、健康な労働力を確保することで社会全体に利益をもたらすため、公共財と考えられるべきです。
  • Environmental protection is fundamentally a matter of public good, requiring collective action and government intervention to address market failures.
  • 環境保護は根本的に公共の利益の問題であり、市場の失敗に対処するために集団行動と政府の介入が必要です。
  • Education should be treated as a public good because accessible education for everyone benefits the entire society through innovation, economic growth, and better democratic participation.
  • 教育は、すべての人にとってアクセス可能な教育がイノベーション、経済成長、より良い民主的参加を通じて社会全体に利益をもたらすため、公共財として扱われるべきです。

「public good」は、個人の利益を超えた社会全体の福祉や、すべての人が恩恵を受けられる公共サービスについて議論する際に効果的な表現です。経済学、政治学、社会政策など幅広い分野で使用される重要な概念です。

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Mika

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Hibiki

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール 『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象に IELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,000名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住13年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

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